モンスターペイシェント

モンスターペイシェントという言葉をご存知でしょうか。最近、学校などの教育機関でも子供の教育に対して理不尽な要求をしてくる保護者の事をモンスターペアレントと呼ぶことがあり、社会問題とされています。看護の現場でも同様に、理不尽な要求や暴言・罵声などモラルのない患者さんが増加しつつあり、このような人達の事をモンスターペイシェントと呼びます。時には本人ではなく、その保護者が常識から外れた行動をとることもあるようです。
医師法第19条で応召義務ということが定められています。これは医療機関には患者を拒否する権利を持たないということを示しています。この応召義務を盾に理不尽な要求を強くする患者さんが非常に多いようです。
このような患者さんと直接関わる事の多い職種が看護師ですので、看護師の悩みの種となっている現状があります。医師は基本的に診察の時にしか患者さんと対面しないので関わる機会は少ないのですが、看護師は生活全般のお世話もしますのでどうしてもモンスターペイシェントと呼ばれる患者さんとも直接やり取りする機械が増えます。これがストレスとなり、退職してしまう看護師もいる程です。
このような患者さんが増加する一方、対応策を考える病院も増えてきています。例えば、申し送りの際に情報を共有してトラブルを防ぐなどといったものです。モンスターペイシェントに対しては病院側も地道な対応をしてくしかないのが現状です。病院利用者にはモラルと常識を守ってほしいものです。